顎関節症〜MRIの重要性を知る〜

みなさんこんにちは。

最近毎日気温の差が激しいので、身体が疲れますね。東京は明日はまた暑くなるそうです。

さて昨日田園調布で開業されております矢野先生を招いて、池袋のクリニックで勉強会をして頂き

参加させて頂きました。内容は『MRI読影会』です。

ちなみに私はこのセミナーの内容がとても好きで二回目の受講となります。

なぜMRI??と思った方も多いかと思いますが、一般的に歯科でMRIが必要になるのは主に顎関節症の診査・診断の為なんです。

顎関節症と聞くと皆さんはどんなイメージが想像できますでしょうか。

日本顎関節学会では、

・疼痛

・開口障害

・雑音(開口、閉口の際に顎から音が聞こえる)

この三つの中で一つでも当てはまれば、あなたは顎関節症なんです!!!

これを読んでハッとした方が多いかもしれません。

少しでもご心配な方は、歯科医院でご相談下さい。

話は戻りますが、義歯専門の私にどう関係しているのか?ですよね。

実は総義歯(部分義歯でも)の方のほとんどが顎関節の状態が正常ではないことがとても多いと言われており、

私も実際仕事をしていると、そんなケースの患者さんばかりなんです。

そうすると噛み合わせもとても複雑になっていきますよね。特に総義歯の場合は0から歯を並べて行くわけですから

しっかりと設計を考えないといけなんです。

ただ並べて終わり!の仕事なんてしていませんからね笑

私の目指している義歯は作り直しがなく一度入れたら長期に渡り不具合なく使用して頂きたいのです。

その為には、設計がとても重要となるわけなんです。その方の癖や思考、生活習慣も大切ですし、骨格も必須となりますから

やはり和バサミの芯の部分となる、顎関節が肝となるわけです。

そして顎関節症の確定診断にはMRIになります。顎関節、矯正を専門とされている矢野先生の講義を受け、

より詳しく顎位について理解を深め、より良い義歯を作製できる技工士を目指します。

 

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